比叡山 International Trail Run 50K《小川 佳》

5月13日(土)に滋賀県大津市坂本にある比叡山を舞台とした「比叡山 International Trail Run」に参加してきました。

出場したきっかけは関西圏のレースには参加した事がなかったのと自身最長距離の50kmに挑戦したいと思ったからです。

コース概要

『23k』

累積標高:約14,00m

制限時間:10時間00分

スタート時間:10時20分

『50k』

累積標高:約3700m 

実測値:3610m(coros  ペース2)

制限時間:11時間00分

スタート時間9時00分、9時20分

『50mile』

累積標高:約5500m

制限時間:11時間30分

スタート時間8時50分

目標

•完走タイム10時間

※前大会までのリザルトを探せなかったため目標タイムが大雑把になってしまいました。

今年の大会のリザルトは現在公式ホームページで閲覧出来ます。

レースレポート

•スタート〜A1ロテルドエイド

比叡山に向けてスタートし、序盤から渋滞が起きました。上位を目指してる方はスタート位置を前の方が良いです。ここから7キロ地点まではゆっくり降っていきます。

コースプロデュースの鏑木さんもここの7キロまでは気持ちよく走れるため、飛ばし過ぎないのがオススメとおっしゃってました。

そのためペースをキープしながら下りました。

(大比叡に向けての登り)

(A1ロテルドエイドステーション)

ガンバフンバ君達がお出迎え

元気貰えます。

バナナと水分補給をして出発です。

•A1ロテルドヒエイエイドステーション〜A2

日吉東照宮を越えた辺りに私設エイドがあるので、暑かったら水浴びもオススメ。


今回はクノイチ!??

私設エイドを通り比叡山高校以降は登りがずっと続く為、しっかり補給して鬼門の横高山に向かいましょう!

•A2根本中堂エイドステーション〜A3せりあい地蔵エイドステーションまで

延暦寺会館の前のエイドステーションになります。こちらではうどん、フルーツ、固形物等を頂くことが出来たので、補給ペースがこの時点で疎かになってたので,しっかり補給しました。

うどんが食べれてたのは良かった。

(A2根本中堂エイドステーション)


青龍寺までは少しアップダウンがあるのでジョグで走りつつ、石段、コンクリートの路面は飛ばし過ぎると足にダメージがあるかもしれないので、路面状況を確認しながら走りました。それでも太腿がきつい。

青龍寺から地蔵まではザレた場所が多いので、捻挫や転倒に気をつけて下りましょう。自分も結構慎重に下りました。

とうとう来ました。大会の名物登り横高山。

横高山を登る手前には川が流れてるので,「川を通ったら登りだ!」って覚えておくと気合い入れられると思います。

3キロで500m程登ります。ここで太腿が攣りに攣り、塩ジェル、ダルマ、アミノ酸等たくさん補給しつつ、A3エイドまでパワーウォークで乗り切りました。

A3せりあい地蔵エイドステーションまで来たら気持ちはだいぶ楽になりました。

ここでは思いのほか登りでエネルギー使い湿気で汗をかいていると思うので、しっかり補給しましょう。

コーラが今まで飲んだ中で1番体に沁みました。

(A3せりあい地蔵エイドステーション)

ここで登りは終わりか!と思いますが、まだ少しだけ登ります。頑張りましょう。

•A3せりあい地蔵エイドステーション〜

南庄給水所まで

横高山から水井山仰木峠まではしっかり走れるので,ここまで足が残ってる人は順位を上げれるかもしれません。テンポ良く走れると思います。ちなみに自分はここで足が売り切れました。

この辺りから小粒の雨が降り始めました。まだレインウェアを着るまでではなかったので、そのまま走りました。

大尾山から南庄給水所までは4kで300m程下ります。ここの下りは落ち葉が多いので,濡れた路面だと滑りやすいので慎重に下るのがベストかもしれないです。

•南庄給水所〜A4仰木エイドステーション

ここはロード区間であり結構下ってから登りに繋がっていきますが,登りは結構傾斜があるので、走る区間歩く区間と割り切り、メリハリつけて進んでいくと良いかもしれないです。自分はほとんど歩きました笑

A4仰木エイドステーションでは味噌汁、おにぎり、飴等を補給。

この時には雨もキツくレインウェアを着込んで走りました。雨のレースは体を冷やさないのは勿論、気持ち的にも温かい食事は大切です。

•A4仰木エイドステーション〜

元三大師ウォーターステーション

〜A5横川エイドステーション

関門50k 19時00/ 50mile 19時30分

A4から元三大師ウォーターステーションまではロードの下りが続きます。

ここまで来たら補給は食べれる物優先で摂りました。アンドゥー、アミノサウルス等咀嚼しない補給食メインで乗り切りました。

A5手前は階段と林道で登ります

A5横川エイドステーションが最後のエイドです。補給食が足りていれば,温かい食事のみ補給で進んでも良いですが,水分の補給も忘れずに。

•A5横川エイドステーション〜ゴール

A5の後は3k林道を下ります。この区間で走れてるランナーさん本当に尊敬しました。

最後の2kは200m程登りますが、ここがパンチが効いてます。ラスボス感あるので気分もハイになりました。

登り切ったら根本中堂が見えて50kの方はゴールです。

(50mileの人はここから30k残っているので,時間と体力勝負だと思います)

ゴール後は延暦寺会館で温泉に入ってサッパリして、予約した宿に帰りました。

大会運営の方々、ボランティアの方々寒い中ありがとうございました。

結果

タイム09:31:32

順位257位/642人

感想

今回のレースは初の関西圏のレースであり,自身最長距離にチャレンジでした。

コースは登り下りが凝縮したタフな道。ゴール時は大会コンセプトの「挑め、己の限界に」を思い出しながら自分の限界を少し更新できたのかなと思い、ゴールしました。

それと同時に下りでしっかり走れる筋力があればと改善点も見つけられました(涙)

エイドでは、しっかり補給は出来るので補給食プランは挑戦した分量でも良いかもしれないです。

今回携行した補給食を食べきれなかったのも反省点です。

また今回は雨でしたが、暑くなる時期もあるので水分はエイドでこまめに補給した方が良いです。自分もまめに補充しました。

レース雰囲気もお祭りのような賑わいで、沢山の元気頂きました。

装備

シャツ:patagonia  リッジ・フロー・シャツ
ショーツ:the north face フライウェイトスピードショーツ
レインウェア:Salomon  ボナッティートレイルジャケット
キャップ:ELDORESO BFN Cap
グローブ:AXESQUIN  UVメッシュフィンガーカットグローブ
ソックス: drymax LiteTrail RUNNING 
カーフスリーブ: compres sport R2V2カーフスリーブ
シューズ: montrailトリニティーエージー
ザック:PAAGOWORKS  7R
くまちゃんオリジナル ゼッケンベルト
ボトル:OSPREY スポーツボトル
熊鈴: COGHLAN'S  コフランベアーベル カラビナ付き

補給食 (実際に食べた分)

ジェル
AMINO SAURUS /01(カフェイン入り)×1、02 ×2
MEDALIST / 塩 GEL×4
ENERGY GEL×4
ANDO 塩入り×2 無塩×2
黒糖わらび×2
VESPA/VESPAPRO 
美味しいエナジードリンク研究所。/おいエナ国産檸檬蜂蜜
GU/リキッドエナジー オレンジ味

固形物
ミナト製薬/ライスピュレ りんごとはちみつ×1、巨峰×2

粉末、タブレット
MEDALIST / アミノダイレクト5500  ×2
Meitan/2RUN ×2
TOP SPEED/ウルトラミネラルタブレット
ZEN/After(ダルマ)
MAGMA×3

※写真は携行した補給食。

プロフィール

KEI
KEI
こんにちは!ケイです!!

トレイルランニングとの出会い

2019年に友人とノリと勢いで一緒に出た「科野の国ラウンドトレイル」がデビュー戦。無我夢中で走る事がこんなにも楽しいなんて知らなかった!そこから一気にハマり走り始めました。100マイラーを夢見て、爆走中です。

トリッパーズと私

トレランを始めるときに最初にお邪魔したお店がトリッパーズでした。見たことないギアばっかりでワクワクが止まりませんでした。そんなトリッパーズは大切なレースのためにガッツリ準備出来るお店、お洒落なギアを探せるお店、楽しくトレランのお話ができるお店、そんな色々な思いが溢れる素敵なお店です。

私自身もランナーさんの何か力になりたい、走る楽しさを共有したいと密かに思いながら、トリッパーズに立ってます。トレラン歴は浅いですが,皆様のトレランライフをお手伝いします。よろしくお願いします!

私自身もランナーさんの何か力になりたい、走る楽しさを共有したいと密かに思いながら、トリッパーズに立ってます。トレラン歴は浅いですが,皆様のトレランライフをお手伝いします。よろしくお願いします!

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