KagaSpa Trail Endurance 100 by UTMB 2025 灼熱の加賀で石拾い。《朝長拓也》

KAGA SPA TRAIL ENDURANCE100 by UTMB を走ってきました!

いつかはUTMBを走りたいと思っているのですが、申し込むにはUTMBシリーズのレースを走って『ストーン』を獲得しなければいけません。『ストーン』を獲得するには海外まで走りにいく必要があり簡単にはエントリー出来ない状況でした。

そんな中、遂にUTMBシリーズが日本で開催されるという事でこのKAGA SPA TRAILに即エントリー。
僕のUTMBを走るという目標に向けてようやく第一歩を踏み出しました。


🔷 1. UTMBとは?

正式名称:Ultra-Trail du Mont-Blanc
開催地:フランス・シャモニー(Chamonix)を中心に、スイス、イタリアを跨ぐモンブラン山塊周辺
主催:UTMB Group
特徴
世界三大ウルトラトレイルのひとつ
最も有名で人気が高いトレイルレース
完走するには「ITRAポイント(※現在はUTMBインデックス)」や「抽選」を突破する必要あり


🔷 2. UTMBシリーズ(旧:UTWT)とは?

UTMB GroupとIRONMANグループが提携し、2021年から「UTMBワールドシリーズ(UTMB World Series)」として再編されました。

主な構成は以下の3つ:

種類内容
🟡 UTMBワールドシリーズ・イベント(Series Events)世界各地で開催される公式大会。これに出場し完走することで、最終戦への出場資格を得る「ストーン(Running Stones)」が獲得できます。例:Kagawa Spa Trail(日本)、Lavaredo Ultra Trail(イタリア)など。
🔵 UTMBワールドシリーズ・ファイナル(Series Finals)シャモニーで開催される本戦。3部門(OCC、CCC、UTMB)がそれぞれのカテゴリーのファイナルです。
UTMBワールドシリーズ・マジュール(Majors)各大陸での代表的レース。参加者はより多くのストーンを獲得可能。例:Western States(アメリカ)、Val d’Aran(スペイン)など。

🔷 3. UTMBファイナルの種目

レース名距離特徴
UTMB約170km / D+10,000mメインレース。モンブランを一周
CCC約100km / D+6,000mCourmayeurからChamonixへ
OCC約55km / D+3,500mOrsièresからChamonixへ。初心者〜中級者向け

🔷 4. 出場資格の仕組み(2023年以降)

出場するには以下が必要:

  1. UTMBインデックス(旧ITRAポイント)
    • 自分の実力を示す指標(100K部門、50K部門など)
    • 一定水準以上が必要
  2. ランニングストーン(Running Stones)
    • シリーズイベントの完走で得られる。(Kaga Spa 100は3ストーン)
    • 多く持っているほどファイナル抽選に有利

Kaga Spa Trail Endurance100 コース概要

KAGA SPA 100
距離:99.8km
累積標高:約6,150m(garmin計測結果)
制限時間:26時間
スタート時間:6/19(土)AM7:00
スタート地点:山中座
ランニングストーン:3

OSJの中でもキツイことで知られている山中温泉80Kをベースに距離を伸ばしたハードなコース。しかも暑い。


KAGA SPA 50
距離:58.2km
累積標高:約2,730m
制限時間:13時間
スタート時間:6/19(土)AM8:30
スタート地点:山中座
ランニングストーン:2

KAGA SPA 20
距離:20.7km
累積標高:約706m
制限時間:6時間
スタート時間:6/19(土)AM10:00
スタート地点:県民の森
ランニングストーン:1

レースまでの道のり


ここ2年で色々あり、今までのレースよりKAGA SPA 100に賭ける思いが強かった。

2023年夏、新型コロナウイルスに感染したことから始まった僕の走力低下。体調不良に引っ越し等も重なりコンディションが整わず、2023年のターゲットレースだった信越五岳100mileは不完全燃焼に終わった。その後も練習量が減りズルズルと走力は落ちていった。12月にはインフルエンザでダメ押し。

2024年1月に勝田マラソンを走り、ギリギリSub-3.5は達成したものの引き続き走力は落ち続け、5月のFTR MINANO50は前年より1時間遅いタイム。6月に2度目の引っ越しがあり、少し落ち着いたので走ろうと思った矢先にギックリ腰。治ったと思ったらひと月後に2度目のギックリ腰。これはきつかった・・・。月間走行距離が100kmを切りフルマラソンだとSub-4程度の走力まで落ちていたと思う。年1回何かしら走っていた100mileレースも走る気にならずハセツネのみ。そのハセツネも前年より1時間以上遅いタイムだった。

このままではまずい。しかし自力で以前の走力まで戻すのはキツイ。
Team TrippersのMKTやTRCのノリコーチに練習のアドバイスをもらう事もできたが、自分にはさぼらないように管理されることが必要だと思ったので、10月からTomo's Pitのオンラインコーチングを受けることにした。

メニューを組んでもらい計画的に練習をするようになって3か月、2025年1月の勝田マラソンは去年より10分早い3時間17分でゴール。
平地の走力はだいぶ戻ってきたと感じられた。
そこから半年はKaga Spa 100に向けて山での練習を増やしつつ月間走行距離300kmを維持出来た。こんなに継続してトレーニングをしたのは人生初。久しぶりにレースにワクワクする、そんな状況でKAGA SPAに挑んだ。

目標

順位 : 上位5%以内。約1300人エントリーしているので65位が目安。
タイム : UTMBインデックス553を元にしたLIVE TRAILアプリのゴール予想タイムは19時間55分。
エントリーした時より走力は上がっているはずで、予想タイムよりは早くゴールできる気がしていた。とはいえ厳しいコースでかなり暑いのでなんとなく19時間を目標に設定した。

レース前

18(金) 新幹線で金沢へ。レンタカーを借りて移動。
せっかく金沢まで来たので新鮮な海の幸を食べたい!という事で金沢駅近くの近江町市場で海鮮丼を堪能。色々なお店、飲食店が入っていて面白かった。車じゃなかったらビールの誘惑に負けていただろう。。

車で会場に向かい受付。多くのブランドがブースを出展していて賑やかで、友人や知り合いが選手やボラをやっていたり、多くの人が日本初のUTMBシリーズを楽しみにしている様子で良い雰囲気だった。


PAAGOWORKSのブースにいた若岡さんから、「大日山の区間は水2Lが必要」というアドバイスをもらい、1.5Lの予定だったのを急遽空のペットボトルを1本持って2.0L持つことに。これが正解だった。


その後、一緒に泊まる元Run boys! Run girls!の水越さんと合流。ゴール直前のコースになっている鶴仙渓を散策。

水越さんと僕は同じ歳。

チームメンバーが予約してくれた片山津の宿へ。
同宿のみんなと合流して近くの中華料理屋で夕食。お店の人も何やらこの辺りの山を走る大会があるというのを知っていて応援してくれた。
22:00頃就寝。

レース当日

3:30 起床。朝食、テーピング等の準備。
4:45 出発。山中小学校の駐車場まで車で20分、駐車場から会場ま徒歩15分。
5:20 会場着。荷物預け、トイレ。仮設トイレが少なく大渋滞。400m先の公衆トイレまで走っていった。6時には山中座が開いてトイレ渋滞は分散された模様。
6:30 地元のおじさんがスタート会場となりの広場にラジオをもってきてラジオ体操を始めたので水越さんと一緒に2番までやってアップ完了
6:45 列に並ぶ。

レース

START: YAMANAKA-ZA/山中座 ➡ AS1: MT. KARIYASU/刈安山 9.2km
区間距離 9.2km ↑624m ↓187m 【タイム1:26:06】

Wave1,2,3に分かれて7:00から10分間隔でスタート。僕はWave1だった。沿道から声援を浴びながら温泉街を走り、2~3kmロード。100kmだし暑くなるのは分かっているので早い選手もあまり飛ばさない。林道に入りしばらく行くとシングルトラックへ。後半の人たちはここでかなり渋滞したみたい。Wave2,3のスタートで上位を狙いたい人はトレイルに入るまでを頑張って走らないといけない。ペースが速くならないように抑えつつ、水分をしっかりとって進んでいるとあっという間にAS1に到着。

AS1: MT. KARIYASU/刈安山 9.2kmAS2: OUCHI/大内 17.5km
区間距離 8.3km ↑253m ↓506m

水を1.5L補充して出発。ロードが多い区間。応援の人も多かった。それ以外にあまり記憶がない。。

おいエナの谷橋さんと下家選手も応援にきていた

◆ AS2: OUCHI/大内 17.5km ➡ AS3: KUTANI DAM/九谷ダム 27.7km
区間距離 10.2km ↑1,033m ↓1,082m 【タイム4:37:47 順位129】

ここからはトレイルが続く。標高は高くないが両サイドが急な斜面で高度感があって、急で細かいアップダウンの繰り返し、周りに山しかない感じは奥久慈に似ているなと思った。まだまだ序盤なのでペースは抑えつつも少しずつ前のランナーを拾いながら進む。飛ばしていないつもりなのに下りが急過ぎてふくらはぎが3回攣る。急な階段を下りてロードに出るとダムはすぐそこ。景色の良い箇所もあり、きついけど割と楽しい区間だった。129位は思ったより前にいる印象。

◆ AS3: KUTANI DAM/九谷ダム 27.7km ➡ CP1: KUTANI WATER PARK/九谷親水公園 38.7km
区間距離 11.0km ↑170m ↓151m 【タイム5:53:37 順位120 】

50kmの選手も合流してエイドがごった返していた。シャリ玉、コーラ、オレンジを補給。水は1.5L持った。
ここからはほぼフラットなロードと林道。思ったよりも日影があったので助かった。1Lも飲まなそうなので、フラスクの水を体にかけながら飛ばしすぎないように6分~6分半ほどのペースで走った。

◆ CP1: KUTANI WATER PARK/九谷親水公園 38.7km ➡ AS4: MT. DAINICHI TRAIL HEAD/大日山登山口 48.0km
区間距離 9.3km ↑1,052m ↓817m

暑い。食欲はあるのでゴーゴーカレーをいただく。頭に水をかけてもらってガンバフンバくんと写真を撮って出発。kaga spaで1番暑いのはきっとガンバフンバくんだろうな。水は1.5L持った。


しばらくロードを走りそろそろ山へ入るタイミングで何をどう判断ミスしたのか、水1.5Lもいらないと思ってフラスクの水300〜400mlを捨ててしまった。
山へ入ると高倉山への急登。しかも長い。半分も上らないうちに、『これ、水足りないじゃん』と気づく。後悔しているとインナーファクトの江西さんが後ろから上がって来た。熱中症気味で川に浸かっていたらしい。しばらく話しながら一緒に進んだ。なんとか高倉山を越えたものの、その先の登りでほぼ水が切れて苦しくなりペースダウン。水が足りない・・。ついていけなくなりよぼよぼと急な下りを走る。キツイ。早くエイドで水が飲みたい。カラカラになりながら下っていくと、エイド手前の川に水浴びスポットがあり、みんなそこで水浴びしていた。早く水を飲みたかったが僕も仰向けに寝転んで水浴び。水はかなり冷たく、最高に気持ちよかった。体と頭を川に突っ込んでしばらくじっとしていたらかなり回復した。1km弱林道を下ってエイドに入った。

◆ AS4: MT. DAINICHI TRAIL HEAD/大日山登山口 48.0km ➡ CP2: KENMIN NO MORI/県民の森 65.6km
区間距離 17.6km ↑1,295m ↓1,430m 【タイム12:32:22 順位 in85 out77 】

エイドにあったのは水、塩、ジェル。とりあえず水をグビグビ飲んで塩をなめて一息ついた。大日山越えの最長区間に備えて、空のペットボトルも取り出し2L水を準備。さっきの水浴びポイントで2度目の水浴びをしてからトレイルへ。ここから大日山山頂まで約900mUP。なかなかの急登が続く。眺望が良くなってきて小屋があったので山頂かと思ったら山頂はまだ先だった。しばらく稜線を進んでいく。景色がキレイ。山頂を過ぎて下りに入る。急で走りにくい下りが多くなかなか進まない。薄暗くなってきたころに山を下り切って林道に。デポバッグを楽しみに走る。
ギリギリライトはつけなくてよかった。
ここまでに補給食はすべて食べ切った。我ながら素晴らしい。

◆ CP2: KENMIN NO MORI/県民の森 65.6km➡ AS5: IMADATE IOS SQUARE/今立あいおす広場 73.6km
区間距離 8.0km ↑197m ↓416m

エイドに着くと荷物チェック。確認されたのはレイン上下、ライト2個の点灯確認、サバイバルブランケット、スマホだったかな。
林道で熊の目撃情報があり熊鈴を鳴らしていくように指示される。怖い。
デポバックを受け取り、水浴びで濡れていたシューズとソックスを履き替えた。夜間は冷えてくると思ってノースリーブからTシャツに着替え、念のためウインドシェルも持った。しかしその後も冷え込まず着替えもウインドシェルも不要だった。
デポバッグに入れていたinゼリー、コーラ250mlを補給。デポバッグ全てが日中の陽射しでホカホカに温まっていたので甘酒は危険と判断して諦めた。デポバッグに入れる食品は生っぽい物は避けた方が良さそう。

エイドではうどん2杯と鱒寿司を食べた。胃腸はまだ元気。
ライトを着用し補給食をセットして出発。

◆ AS5: IMADATE IOS SQUARE/今立あいおす広場 73.6km ➡ AS6: SANDOSHI TRAIL HEAD/三童子山登山口 84.5km 区間距離 10.9km ↑841m ↓840m

OSJ年間王者小林君からのアドバイスで大日山よりもここから先の三童子山の山塊がキツイと聞いていたので覚悟して山へ入った。
急登を上ると細かいアップダウンが続き体力を削られる。キツいが覚悟していたよりは楽で助かった。この区間は水1.5Lでギリギリだった。水曜高尾練の相澤さんと最終エイドまでロードで抜かれ、山で追い抜くというのを繰り返していた。

◆ AS6: SANDOSHI TRAIL HEAD/三童子山登山口 84.5km ➡ CP3: MT. KURAKAKE TRAIL HEAD/鞍掛山登山口 86.6km 区間距離 2.1km ↑31m ↓60m 【 タイム 16:36:23 順位60 】

ウォーターエイド。2.1km先に次のエイドがあるので500mlだけ補充してスタート。
林道とロードを走る。すぐ着くかと思ったら2km過ぎても出てこない。間違えたのかと不安になりつつ結局3km以上走って到着。

◆ CP3: MT. KURAKAKE TRAIL HEAD/鞍掛山登山口 86.6km ➡ AS7: TONO/搭尾 93.0km 区間距離 6.4km ↑425m ↓459m 【タイム 17:58:21 順位57 】

次の区間も6.4kmと割と短いので水は1.0L。林道走って山を越えてまた林道。相澤さんと抜いたり抜かれたり。

◆ AS7: TONO/搭尾 93.0km ➡ FINISH: YAMANAKA-ZA/山中座 距離 99.8km 区間距離 6.8km ↑229m ↓202m

最終エイド。チキンラーメンと梨ゼリーを食べた。水は1.0L持った。ゴールまでは229mUPなのでそんなにきつく無いはず。
この区間も林道走って山を越えてまた林道、そしてロード。相澤さんはもう見えない。残り3km位で前日に下見した鶴仙峡。19時間を切れるのか微妙なところ。石畳でこけない様に気を付けながらラストスパート。

スタートで通った温泉街の通りに出てラスト1km。19時間は切れなそうだが最後までしっかり走り切ってフィニッシュ!

【FINISHタイム 19:03:21 総合57位 45~50代男性 12位】

間違えて水を捨ててしまった以外にトラブルはなく、ほぼ設定タイム通り、出走1164人中57位で上位5%の目標もギリギリクリア。
久しぶりに出し切った。よくやった。


レース後

午前2時にゴールしたので温泉は営業時間外。ゴール付近には地べたに横たわっている選手が多数いた。
少し後にゴールした水越さんと一緒に宿へ戻る。なんやかんやで午前5時。ホテルの風呂は6時からだったのでタオルやボディシートで身体を拭いて1時間仮眠。6時に風呂入ってまた寝た。
10時に起きて50Kの2人と一緒に再び会場へ行き、デポバッグを回収。
金沢駅まで車で向かい、みんなで回転寿司。ふくらぎが美味しかった。



・装備


バックパック:TAMTRUMS(タントラムス)/ Crest 6 Hydration Pack
ソフトフラスク:TAMTRUMS 600ml×1本、patagonia 500ml×2本、空の500mlペットボトル1本
シューズ:LA SPOLTIVA / PRODIGIO PRO → デポ HOKA / SPEEDGOAT 6
ライト:ヘッドライト Petzl / NAO RL ウエストライト ULTRASPIRE / Lumen 600
ポール:LEKI / ウルトラトレイルFX.One Superlite
携帯カップ:TNF
日焼け止め:FAVSOL
保護クリーム:小テングバーム
時計:GARMIN / FENIX 7X

TAMTRUMSのザックは実践初投入。軽量、シンプルで使いやすくノートラブルだった。SALOMONのポールケースが付けられるのも良い。

PRODIGIO PRO 軽さとフィット感、クッション&反発が最高。

LEKIのポール 練習では何度か使っていたが、長時間使う事でストラップが外れる事のメリットをより体感できた。めちゃ便利。

シャツ:Teton Bros. / ELV1000 Non Sleeve → デポ patagonia /Trippers Tee
パンツ: patagonia / ENDLESS RUN SHORTS
アンダーウェア:finetrack / ドライレイヤークールボクサー
靴下:smartwool / アスリートエディション ラン プリントクルー → デポ feetures / TRAIL Mini Crew
頭:OUTDOOR RESEARCH / Swift Bucket Hat → デポ HALO / バンディット JP
レインウェア:goreware / R7 ゴアテックス シェイクドライ™トレイル フーディッド ジャケット
       TNF / STRIKE TRAIL PANTS
ウインドシェル: デポ TRIPPERS / REACH WINDSHELL HOODY

ELV1000とENDLESS RUN SHORTSは今回も間違いなかった。キャップじゃ無くてハットにしたのも良かった気がする。

・補給食

スタート時の補給食
ジェル:mag-on 2本 / シンシュウエナジー 2本 / SAMURAI CHARGE PRO 2本 / MANA ENEGY RIQUID 1本/ MAURTEN 2本
ドリンク:おいエナ 1本 / AMINO SAURUS 1袋 / GU ROCTANE 1袋 / HUMANEED 2本 / AMINO VITAL クエン酸チャージ 1本
固形: カロリーメイト2本 / きーぽんライスワークス 甘酒 1個 / ボンタンアメ 1箱

合計2,500kcal 完食

デポの補給食
ジェル:mag-on 2本 / シンシュウエナジー 2本 / SAMURAI CHARGE PRO 1本 / MAURTEN 1本 / AMINO VITAL 1本
ドリンク:おいエナ 1本
固形: カロリーメイト2本 / きーぽんライスワークス 甘酒トマト 1個
塩系:塩ジェル 1本
他:magma 2 / カフェインジェル 1本
水:1.0
合計約1,800㎉
半分くらい食べた。

総合計約4,300㎉ 実際の摂取カロリー約3500㎉位+エイドでの食事

補給プラン : 1時間に1本のジェル+何か食べてで200㎉を取る。エイドについたらMAGMAを取るというのが僕の定番。

それに加え、直前に行ったトモさんの『メインクエスト2』の上映会で水分と塩分の話を聞いて、水:1時間500ml、塩:1時間0.5gを目安にした。水をしっかり飲んで塩分多めのジェル(1本あたり0.5g以上)、塩ジェル、ALIVALでしっかり塩分を取った。間違って水を捨てた区間以外は熱中症気味になる事もなかった。

後半補給量は少し落ちたが胃腸トラブルは無く最後まで食べて走れた。

・まとめ

1.水は多めに持つ!重い事のロスよりも、切れた時のロスの方が大きいので、しっなり飲んで軽くする方が良い。
2.久しぶりにちゃんと練習して走れたのでとても楽しかった。練習は裏切らない。 3.加賀、山中温泉はいいところだった。観光でまた来たい。

4.エイドで水や食料が切れてしまったり運営の不備が色々指摘されているが、スタッフの方達の対応はとても親切で素晴らしかった。来年は問題を改善して、コースはきついけどサポートが素晴らしい大会として貴重なby UTMBを続けて欲しい。





プロフィール

朝長拓也
朝長拓也
Trippers代表

トレイルランはショートからロングレースまでなんでも走ります。
時々フルマラソンも走ります。
OMMやオリエンテーリング等のナビゲーションスポーツも好きです。