TRCメンバーのレースレポート⑬ 勝田マラソン《水谷さん》

①大会名
 第70回勝田全国マラソン

②目標タイム
 公認レースでサブ3

③結果
 2時間58分18秒(グロス)

④なぜそのレースに出ようと思ったのか
 走りやすく記録が出やすい大会と聞いたから。

⑤レースまでの練習内容
 11月のつくばマラソン(大撃沈)の後、TRCコーチのご指導をいただき、勝田マラソンまでの練習スケジュールを作成。
 11月はジョグ中心で、平日60分、土曜日90分、日曜日150分のジョグ。
 12月は平日60分ジョグ、土曜日変化走20km、日曜日30km走、徐々に勝田マラソンを意識した実践的なペース設定で行い、年末に仕上げの30km走をレースペースの4:15で実施。
 1月は正月休みがあり、時間があったので、変化走を中心に7日間で普段より多めの週100km走った。7日目で走るのが嫌になり、3連休の残り2日はランオフ。そこから、月末の勝田マラソンに向けて、疲労抜きを行った。疲労抜き中のTRC練習で山手線一周は長時間体を動かす練習にもなり、気分転換にもなった。

⑥TRCに入って今までと練習で変わった点
 今までは長期計画を立てずに走っていたが、目標のレースに向けて計画を立てるようになり、計画的に練習の設定ペースを考えるようになった。

⑦当日のレース展開
 4:10/km~4:15/kmぐらいのペースで行くつもりで走り始めた所、渋滞もなく運よくそれぐらいのペースで走る集団に着くことができた。ペースを確認しながら走ったが、前を走る人の中でジョグみたいに走っている若い方を発見。時計も確認せず楽々安定して走ってそうだったので、ランニングの神だと勝手に思い込んで後ろについて行くことにした。小さなアップダウンが多いコースだったが楽々25km手前まで運んでもらえた。

 最後まで連れて行ってもらったらお礼を言おうかと考えていた所、神が少しペースアップ当然ついて走ったが、全力でトイレに駆け込んで行ってしまった。まさかの状況、しかも目の前には急な坂、最悪な展開だったが、少し目の前に軽快なピッチで走るベテランのランナーが見えたので気持ちを切り替えて、ベテラン先輩について行くことにした。何とか難所を越え35km付近まで無難に進んだ。

 35km付近は登りが続きここで初めて1kmのラップが4:21とサブ3ペースより遅くなった。ベテラン先輩の走りは相変わらず軽快で安定感もあるが、余力があり残りもわずかなので前に出てみた。これは失敗で次の1kmラップは4:07と好調だったが、アップダウンの繰り返しがあり、ペース感覚が分からなくなった。登りで4:29まで落ちてしまった。慌てて他の人に着こうと思ったが適当な人が見当たらず、ベテラン先輩もどっかに行ってしまっていた。一気に疲労感が襲ってきたが何とか大崩れせずにゴールまでたどりつけた。

⑧目標を達成できた要因
 TRCコーチの指導のもと11月と12月にロング走を繰り返したことで、つくばマラソンで課題となった後半の失速対策ができたこと。
 1月に疲労抜きをしながら、当日に向けてコンディショニングできたこと。
 当日に理想的なペーサが見つかり初めてのコースだったがリラックスして走ることができたこと。

⑨感想
 初めて公認レースでサブ3できた。コロナ禍で在宅勤務になり通勤の代わりに朝走るようになった。健康のためにランニングを始めたが気が付けば月間走行距離が300kmを超えるようになった。今年度ようやく大きな大会が開催されるようになり、つくばマラソンに参加したが撃沈を経験。3か月後の勝田マラソンにむけてコーチやチームメンバーそして家族のサポートのおかげで充実した練習が積めた。

 そして素敵な大会を開催してくれた関係者や地元の方に改めて感謝しつつ、東京マラソンでサブ3できるようにランニングを続けていきたい。

プロフィール

朝長拓也
朝長拓也
トモナガと読みます。
私が初めて山を走ったのはのは2012。山を駆け下りる疾走感、自然との一体感、こんな楽しいスポーツがあるのかと衝撃を受けました。
今でもその時の感動を覚えています。

私は特別速い訳ではないし、まだ100mileを走ったこともないし(2018年ようやく100マイル走りました!)、大会にたくさん出てきた訳ではありません。
でもトレイルを走るのは大好きです。
トレイルを走っているときに自然と笑顔になったり、訳もなく涙があふれてきたり。
うまく表現できないけど自分が解放されてく様な感覚が最高に気持ちいいのです。

人それぞれ感じる事は違うと思いますが、最高の時間をみんなで共有できたらいいなと思っています。

ランナー、トレイルランナーが気軽に集まれるお店にしたいと思っています!
一緒に走りましょう!よろしくお願いします!!