TRCメンバーのレポート⑩ 立川シティハーフマラソン《水谷さん》

①大会名

立川シティハーフマラソン 2022

②目標タイム

85分切り(1km 4分1秒ペース)

③なぜそのレースに出ようと思ったのか

滑走路を走ることができるから。

④レースまでの練習内容

週5日程度

平日:Jog、 週1回ぐらいで閾値走

土曜日:TRC練習会メニュー or ビルドアップ走、ペース走、変化走(15km~20km)、インターバル走(1kmx5回)等、ペース早めの練習(ペースはコーチに作成いただいた設定やジャック・ダニエルズ氏の本を参考にその日の体調に合わせて調整)

日曜日:150分LSD、30km走等、時間長めの練習

⑤TRCに入って今までと練習で変わった点

変わった点1:ドリルや動的ストレッチをやるようになった。

変わった点2:残り5kmからさらにペースアップを実行するようになった。

変わった点3:ペース設定のレパートリーが増えた

⑥当時のレース展開

スタートから5km: (ラップ19分51秒)

第一ウエーブから2分後の第二ウエーブでスタート。幅40mの滑走路とはいえ、千人以上が同時にスタートしたので混みあった。最初の1kmはコーチの教えに従ってゆっくり走った。時計を見ると1km4分6秒で通過。ゆっくり走っているつもりだが、体感より良いペースだったので、テンション高まる。集団が遅いとみて何人かがペースを上げようと動いた。年末のレースでは流れに任せて遅いペースで窮屈に走って疲れてしまい後半ペースが上げられず後悔したので、今回は私もペースを上げることにした。滑走路は平たんで走り易かった。良いフォームで走ろうと意識するだけで、自然とペースは上がり、道幅も広いので真っすぐ走るだけで、どんどん人を追い抜くことができた。最高に気分が良かった。

6km~10km (ラップ 19分34秒)

自衛隊駐屯地を出て公園の一般道に出る。相変わらず道は平たんで道幅も広く走り易い。この辺でAブロックのゼッケンも追い抜くようになり益々楽しくなる。家族が6km~8km地点で応援してくれると聞いていたので、最高にカッコよく走り去っていくことを目標に頑張った。そしてカッコよく走り去ったつもりだったが、家族がとった写真をみたら….なんて辛そうに走っている私…眼をそむけたくなる。

11km~15km (ラップ 19分53秒)

家族に走っている姿を見せられたのでちょっと満足。完走できないと困るのでペースダウンしても良いフォームでゆったり走ろうと心掛けた。12.5kmぐらいから公園内に入った。道幅が狭くなり応援の人が近い、既に二週目に入っている学生が隣を走り去っていく。再度テンションが上がり、足が再び上がるようになる。ペースが自然に戻ってきた。

16km~20km(ラップ 20分21秒)

ここからペースアップできれば満点だったが、現実はそう甘くはなかった。細かいアップダウンも在り、辛くなってきたので、上りで無理してペース維持を頑張らず流れに任せて良いフォームでゆったり走ろうと心掛けた。

21km~ゴール (ラップ 4分27秒)

ラスト1kmを切りペースアップするか迷う。フォームを維持して加速しようとするが、ペースは速くならない。ラスト400mの看板が見えようやく加速のスイッチが入る。足がしっかり上がりスピードに乗ってきた。このペースなら3,4人抜けそうだ。最後の100mは他のランナーとデッドヒートになり、ダッシュでゴールに駆け込んだ。(サングラスを外して最高の笑顔とガッツポーズでゴールしたかったが、実現できなかった。)

⑦結果

84分6秒

⑧目標を達成できた要因

要因1:動的ストレッチの効果で足の可動域が広がり、自然にストライドが伸びた。

練習会で習ったドリルや動的ストレッチの中で特別講師の佐久間祥さんに教えてもらった腿を直角に上げる動きがお気に入りで毎日やっている。以前のレースの写真では、モモがほとんど上がってない写真ばかりだったが、今回のゴール前の写真は足がしっかり直角に上がっており、効果を確信できた。

要因2:ペースのレパートリーが増えたので失速せずにレースに対応できた。

コーチの指導の下、色々なペース設定でビルドアップ走や変化走を経験した。自分だけで決めていると好きな設定ばかりやってしまい設定バリエーションが狭かった。レパートリーが増えたことで、失速せずにペースの上げ下げ(3分50秒~4分5秒の変化等)に対応ができるようになった。

⑨感想

1年間の活動の中で、コーチの指導に加えてTRCを通じて知り合った仲間(特に走力が近い人)が目標達成できたという話は励みになりました。今後の課題は、上手な給水と補給の取り方、最高のゴールの迎え方。(機会があれば佐久間祥さんにガッツポーズでゴールに入る方法を伝授いただきたい。)

プロフィール

朝長拓也
朝長拓也
トモナガと読みます。
私が初めて山を走ったのはのは2012。山を駆け下りる疾走感、自然との一体感、こんな楽しいスポーツがあるのかと衝撃を受けました。
今でもその時の感動を覚えています。

私は特別速い訳ではないし、まだ100mileを走ったこともないし(2018年ようやく100マイル走りました!)、大会にたくさん出てきた訳ではありません。
でもトレイルを走るのは大好きです。
トレイルを走っているときに自然と笑顔になったり、訳もなく涙があふれてきたり。
うまく表現できないけど自分が解放されてく様な感覚が最高に気持ちいいのです。

人それぞれ感じる事は違うと思いますが、最高の時間をみんなで共有できたらいいなと思っています。

ランナー、トレイルランナーが気軽に集まれるお店にしたいと思っています!
一緒に走りましょう!よろしくお願いします!!