富士山ダブル 《朝長 拓也》

8月は富士山に行ってきました。

5年位前に御殿場口から富士宮口を通って9合目まで行って以来久しぶりの富士山。山頂まで登ったのは中学生の時ぶりです。

せっかく行くなら1回じゃもったいないという事でおかわりしてきました。

・コース概要

ルート:御殿場口五合目⇒山頂⇒須走口五合目⇒山頂⇒御殿場口五合目
 
距離:約32㎞
 
所要時間:10時間05分
 
累積標高:3931m

・御殿場口からスタート

御殿場ルートは距離が長く小屋も少ないので利用者が一番少ないルート。車で5時半に御殿場口5合目に到着。平日なので駐車場もガラガラです。

準備を整えて6時に5合目を出発。標高1439m

駐車場を出発して10分もかからず大石茶屋があります。飲み物や食料が足りない人はここで揃えましょう。

振り返るとこんな感じ。標高1512m。

小屋の脇から本格的な登りが始まります。

御殿場ルートは大砂走りが有名ですね。砂利が深くてダメージが少ないので凄い勢いで駆け下れます。

登りルートは下りよりも全然マシですが砂利がやや深くてなるべく足場が安定せずとても歩きにくい。7合目くらいまで砂利でズルズルの道をポールを使って黙々と登ります。

歩きにくい・・・

7合目手前くらいからは砂利から溶岩の岩?が増えてきてしっかりと足が置けるようになりストレスが減ります。

7合目までもう少し
7合目

8合目を過ぎたら本8合目があったりで基準がよく分かりません。

八合目

8合目辺りで振り返るとこんな感じ。だいぶ上がってきました。

けどまだ山頂は遠い。。

こんな傾斜。

9合目くらいでカロリーメイトがパンパンに。

九合目を過ぎ、さらに登っていると突然山頂に到着。

初のお鉢巡りで剣ヶ峰。ここまで約3時間半。天気は最高。

御鉢を時計回りに半分回って須走ルートを降ります。

ひたすら下り続ける負荷と溶岩の細かい砂が靴下の中に入り込む為か、マメが両足に出来てしまい、途中で処置をしつつ、約1時間半で五合目に到着。

須走口五合目で飲み物1Lを補給し、再び登り返します。

須走ルートは御殿場ルートと違い、樹林帯が7合目くらいまで続いていて、路面も滑らず歩きやすいです。

再び山頂を目指してひたすら上ります。

新六合目

本七合目

八合目辺り。流石に疲れて来ました…

この辺りから頭が痛くなって来ました。最初の登頂の時は大丈夫でしたが、疲労の影響でしょうか。

山頂までは3時間半で到着。御鉢の残り半分を回って御殿場口へ下ります。
若干の頭痛はあるものの快調に下り、途中宝永山に寄り道。

宝永山

少し休憩していたらものの3分で雲に覆われ強風が吹きだしました。山の天気は変わりやすいというのを改めて実感します。

ここから先は楽しい大砂走り。飛ぶように下っていきます。

大砂走り

大砂走りが終わってからが意外と長くて辛かった…

遠くにゴールが…

五合目の鳥居をくぐって終了。

トータル約10時間。1回おかわりして十分満足しました。ひと筆書きやる人はマジで変態だなぁ(褒めてる)と思いました。

・まとめ

御殿場ルートの登りは歩きにくくて辛い・・。

頑張ればダブル行けますが一筆書きはやる勇気ないw
 
シューズはアウトソールが削れまくるので使い古したシューズで行ってご臨終させるくらいが良い。
 
・装備
バックパック:PAAGO WORKS / rush UT
シューズ:TECNICA /  inferno X-LITE 3.0
レインウェア:gore wear / R7 ゴアテックス シェイクドライ™ トレイル フーディッド ジャケット
シャツ:PATAGONIA / NINE TRAILS Tee
インナー:MILLET / DRYNAMIC™ MESH ノースリーブ
パンツ:RANOR / TIE DYE SHORTS
ソックス: R×L/ WILD PAPER5
ライト:LEDLENSER / MH-10
ポール:MOUNTAIN KING / TRAIL BLAZE
その他:非常時の着替え一式(下着、シャツ、フリース、防水グローブ、タオル)
 
・消費した補給食
ジェル:5本
エネモチ:1本
POWERGEL SHOTS グミ : 1袋
カロリーメイト4本
パン2個
水4L
 
 
次は北アルプスに行こうかな。

プロフィール

朝長拓也
朝長拓也
Trippers代表

トレイルランはショートからロングレースまでなんでも走ります。
時々フルマラソンも走ります。
OMMやオリエンテーリング等のナビゲーションスポーツも好きです。