2019 OSJ奥久慈トレイルレース50K
《海津 東》

OSJ奥久慈トレイルレースは今回が初参加です。というかOSJ主催レース初参加です。今回はチームトリッパーズの上期推奨レース、しかも噂のOSJクオリティ⁉が気になり参加することに。

ただ、3週間前には富士山でBCスキーをして、その翌週には広島で恐羅漢トレイルに参加、1週空いているとはいえ、疲労が残っていることが想像できたので、楽しく完走することを目指しました。

コース概要
距離:50K(約59km)
制限時間:50K:14時間
累積標高:4200m

目標&プラン
目標:完走(14時間以内)

プラン
●後方からスタートし止まらずに進み、落ちてくる人を拾い続け気持ちよくゴールする。
●長い登りはないので頑張らないけど止まっちゃだめ、ピークで休憩せずに下りは走る。
エイドの食べ物でカロリーは期待できないので水分の補給だけして休憩せずにさっさと出る。

レース前
チームトリッパーズのみんなと前日入りして袋田駅近くの旅館に宿泊。22時には就寝。当日は3時に起き、朝食を食べ、最終のパッキングチェック、ガーニーグーぬりぬり、テーピング貼って、チームのみんなと袋田駅4時15分のバスでスタート地点へ移動。

今回は後ろからスタートするプランなので、僕のスタート位置は後ろから100番目ぐらい、でもチームのみんなは全体の1/3ぐらいに位置して写真撮ったり楽しそうに待機、混ざりたい気持ちを抑えつつ、マグマ飲んで時間つぶしたりしてスタートしましたが、このスタート位置が後々痛手となりました。

レース レポート
スタート⇒CP1(2:36:55/区間431位)

スタート直後のロードは先頭集団から前の方はかなりハイスピードで進むものの後方はゆっくり、ロードの登りからトレイルへと入って行く。渋滞は早い段階でおきてこれがかなり続く、ピークを越えても登りでも下りでも渋滞。登りも下りも手を使う部分やロープや鎖が出てくるので、その箇所は渋滞、そして渋滞が頻発する。焦っても仕方がないと言い聞かせても段々と焦りだす。

コースはその後もアップダウンが続き長き、位置取りも悪かった事も影響して走れる区間ほとんど無かった。

CP1⇒CP2(3:50:08/区間240位)
細かいアップダウンが相変わらず続き、基本シングルトラック、更に濡れた岩場などもありテクニカルなトレイルも多くペースは上がらず苦労する。ここにきても局地的に渋滞は続きフラストレーションが溜まる。「一人ならもう少し気持ちよく進めるのに!」とか「後ろぴったり着かれたらゆずってくれてもいいじゃん!」なんて、自分で後ろからスタートしたのも忘れて。この区間イライラしていた記憶しかない。

そうこうしているうちに、竜神大橋へつながる舗装路に出たけどペース上がらずに苦戦。わずかな登りも歩いてしまいどんどん抜かれるし、眠気も出てきてピンチ。そんな時にTOUGHグミの存在を思い出し歩きながらおやつタイム開始!これが効いたのかペースは上がらないものの眠気はなくなり体を動かすことに集中できて助かった。

それと吊り橋への登り手前の私設エイドには助けられた、あのコーラのおかげで、吊り橋への登りは意外とすんなり。この登りはしっかりした手すりを使って上半身で進むと楽できます

CP2⇒CP3(3:46:53/区間290位)
公式エイドのある関門にも私設エイドがあるという不思議な光景。おかげでコーラでリフレッシュ!

そのまま進んでいくと直ぐに有名な赤岩エイドが出現。私設エイドなのに一番豪華なエイドです。コーラやグレープフルーツを頂き、僕は飲みませんでしたがリポDなんかもありました。

その先はワイルドトレイル。ここまで来ても渋滞とは言わないまでも上り下り両方で人を待つ場面が何回もありペースが全くあがりません。

東金砂神社前エイドを越え階段を上がると東金砂神社です。お賽銭は入れずに自分の身の安全だけをお願いし先を急ぎますが、その先に待ち構えるなが~い林道にかなり苦戦しました。登りも下りもあり延々と続くこの林道にメンタルズタボロにされました。わずかな登りも必ず歩き、平坦でもスピードは出ず、下りも酷いもので、この区間が一番人に抜かれました。それが区間順位にも表れてます。

そのため僕はCP3に着きようやくゴールが見えた気がしました。CP2に12時に着いても、この区間で手間取ったらCP3の関門は厳しくなります。

CP3⇒CP4(0:54:50/区間210位)
この区間は登って降りるだけだと覚えていたので、とにかく止まらず足を出しました。ブリーフィングでもこの区間は1時間かからないと言っていたのを思い出し、スピードはありませんが止まらず進めば大丈夫と信じて先を急ぎます。

 

CP4⇒ゴール(1:50:40/区間203位)
やっと持方へ帰ってきました。ここまでくればゴールしたも同然。高低図でもほとんど下りだったので、安心してチェックポイントを後にしました。ところが、ここからも辛かった。高低図では読み取り難い登りがいっぱい出てきて最後まで苦しめてくれます。最後にメンタルざくざくに削ぎ落されました。しかし、それと同時に13時間切りの可能性が見えてきたので、最後の長い下りはかなり頑張りました。「これだけ走れるなら林道がんばれよ」と自分でも思うのですが、やっぱり僕は何かエサが見えると頑張れちゃう現金な人間なんだと再認識。ニンジン大好き!頑張って走っているとMCの声が遠くに聞こえだし、マーシャルの方から『残り1.5km』と言われた時点で12時間45分!普段なら楽勝ですがもう足は限界なので自分がどんなペースで走っているのか分かりません。とにかく前だけを見て走る‼

唐突にロードへ出ればもうゴール直前でした。ゴール前チームメンバーがなんか言っていますが、こっちは13時間と勝負しているので無視を決め込んでゴールへダッシュ。結果なんとかギリギリ13時間切ってゴールできました。総合タイム12:59:26/総合順位251位

まとめ

●コース設定と制限時間は厳しめ。よくハセツネと同タイムでゴールできるなんて聞きますが、それならば制限時間14時間はかなり厳しい。それでいて参加資格に特に制限(ポイントや過去参加レース)はないので、何年も連続でDNFなんていう方も居る。それはレース特性なので全く問題ないのですが、そういう情報を把握せずにあまりに後方からスタートすると苦しみます。シングルトラックやテクニカルなパートの多い奥久慈トレイルではスタート位置も重要です。

●気持ちよく下れるパートが少ないので、下りで休憩しながら距離を稼ぐことがほとんどできません。そして山で、体力、メンタル共に削られたまま走る舗装路や林道はかなり辛い。

●エイドのOSJクオリティはよく理解できました。飲み物は水か薄いスポーツドリンク、食べ物もカロリー摂取は期待できません。しかし、私設エイドの充実度はかなりのもの、特にCP2後はデパ地下状態です。補給食は完走目標タイム分だけ持つ必要があるレースなので、僕のようなタイムで走る方はこの私設エイドの補給も大きなポイントになります。

●富士山BC、恐羅漢トレイル、奥久慈トレイルだけで累積10,000mを越えました。週末ランナーの僕にしてはよく頑張ったと自負していますが、その分疲労もありました。その中でも体調をマネジメントしてゴールできたことは自信につながりました。

装備
バックパック:NATHAN / VaporKrar 4L(初期モデル)
シューズ:inov-8/ TERRAULTRAG260(2019年モデル)
レインウェア(トップス):Outdoor Research / Helium II Jacket
(パンツ):なし
シャツ:Arc’teryx / Cormac Sleeveless Shirt
インナー(トップス):なし
インナー(パンツ):SALOMON / S/LAB SENSE BOXER M
パンツ:SALOMON / S/LAB SHORT 4” M
ソックス:DRYMAX / Lite Trail Run 1/4 Crew-Turndown
キャップ:Welldone Nagoya / ALL MESH type
サングラス:MCL VISION
ライト:LEDLENSER / H8R
ボトル:NATHAN / ExoDraw SoftFlask 2.0(532ml)×2本
予備ボトル:Hydrapak /SF350×1本⇒未使用

補給食
ジェル:14本⇒12本消費
グミ:TOUGHグミ1袋⇒おいしく完食
マグマ:6本⇒5本消費
ベスパ:4本⇒0本消費

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