2019 OSJ奥久慈トレイルレース50K《MKT》

春の大人の運動会

2019年6月2日(日)
茨城県大子町を舞台に、「春の大人の運動会」こと「OSJ奥久慈トレイルレース」が開催された。

【大会概要】
・距離:50K(約59km)/30K(約31km)
・制限時間:50K:14時間/30K:10時間30分
・累積標高:4200m
公式HPからの引用ですが、50Kと言いながら59km。(私の過去のSUUNTOログでは61km)
これぞまさにOSJクオリティ(最高!!)

まさか。。。まさかのDNS

結論から。体調不良によりDNS。
金曜日の夜から熱が出始め、土曜日は何とか会場入りしたものの症状は悪化の一途。
前夜祭にも出られず、宿に戻ると何もすることも無く眠りにつく。
そんなこんなで土曜日の夜にDNSを決断。
奥久慈トレイルレースは私が本格的にトレイルランニングの練習を始めてから初めて出たレースで、今年も含めて5年間毎年出ている原点とも言える大好きなレースだ。
だからこそ、「どんなに具合が悪くても回復するかもしれない」そんな淡い期待に望みをかけたけど、現実はそんなに甘く無く上記の通り。
よってレースレポートは何も書くことがありませんw
だがしかし、今だからこそ振り返って起きたいことがある!

山を舐めたらいかん

熱が下がったら走れるかな。淡い望みの中にはそんな気持ちも見え隠れ。
「体調が万全ではない状態でレースに出るってどうなんだ?」
「途中で辞めれば出てもいいかな」
「でもそれって楽しめるの?」
「山を舐めた最低の行為じゃない?」
続く自問自答。
途中でやめるのは自分の勝手だけど、もし事故を起こしてしまったら、大会に迷惑がかかる。最悪の事態になってしまったら、このレースを楽しみにしている人たちに迷惑をかけてしまう。
そうなったら、二度と山を楽しめないし、山に入る資格がなくなるんじゃないかな。

山での事故は全て自己責任。けれどその事故の背景にはいろんな人が動いていて、自分1人の責任では完結しないことも確か。
今回、私が出走した場合、明らかにリスクを考えていない無謀な出走となってしまい、仮にゴール出来たとしても山で遊ぶ上でマナー違反かなと思った。

「出なくてよかった。恥ずかしい奴にならなくて済んだ」
素直にそう思えた。
リスクマネジメント。すごく大切だと思う。

応援もしたんだよ

レース当日、出走する選手たちは朝3時(まだ深夜だよねw)から準備を始める。
その横で全く起き上がれず。全員を見送ることもできず。
みんなが出かけた後に熱を測ったら38度を超えていた。
ホテルのチェックアウト時間ギリギリまで横になって体調を整えて、いざ出陣!
せっかくここまで来たんだから動くことができる範囲でみんなを応援したい!
と言うことで50Kの中間地点で応援。途中仮眠を取りつつも、何人かには声をかけることができてよかった。
関門締め切りの時間以降はゴール地点へ移動して、すでにゴールしていた30Kメンバーと一緒に応援。
どんな大会もゴールはみんな笑顔。この瞬間が好きだなぁ。
今回、チームメンバー全員での完走はできなかったけど、また来年!
私はスタートラインに立つことから頑張ります!うす!

プロフィール

朝長拓也
朝長拓也
トモナガと読みます。
私が初めて山を走ったのはのは2012。山を駆け下りる疾走感、自然との一体感、こんな楽しいスポーツがあるのかと衝撃を受けました。
今でもその時の感動を覚えています。

私は特別速い訳ではないし、まだ100mileを走ったこともないし(2018年ようやく100マイル走りました!)、大会にたくさん出てきた訳ではありません。
でもトレイルを走るのは大好きです。
トレイルを走っているときに自然と笑顔になったり、訳もなく涙があふれてきたり。
うまく表現できないけど自分が解放されてく様な感覚が最高に気持ちいいのです。

人それぞれ感じる事は違うと思いますが、最高の時間をみんなで共有できたらいいなと思っています。

ランナー、トレイルランナーが気軽に集まれるお店にしたいと思っています!
一緒に走りましょう!よろしくお願いします!!