Mt.FUJI100 2026《小林 遼志》

富士山が見えた!

4/24(金)~4/26(日)に開催された「Mt.FUJI100」に参加しました。

2023年以来2回目の参加で、カテゴリはたくさんあるのですが今回も前回と同じFUJI100miに出場しました。

コース概要

距離:公式 167km / garmin 170.5km

累積標高:公式 6,613m / garmin 7,400m

制限時間:45:30 ※第1ウェーブ

スタート時間:4/24(日) 17:00 ※第1ウェーブ

目標&プラン

この大会はコースが何度も変わっていて、かつ今回も直前に崩落でコースが変わってしまったのでタイムが良く分かりません。

前回参加した2023年は年明けからずっと怪我をしていてろくにトレーニングできず、当日も脚が痛い状態での出走だったので参考にならず(確か30時間以上かかりました)

なんとなくAプラン24時間、Bプラン26時間、Cプラン28時間と3つ作っておいて走りながら様子を見ることにしましたが、新城ダブルの感じでいければ24時間ぐらいでいけるんじゃないかと思っていました。

順位はChatGPTに相談をしたら20位以内とハッパをかけられましたが、とりあえず100位以内を最低目標とし、いけるところまで上げられればという感じで。

と思いきやレース2日前の水曜日の夜から突然下痢になってしまいました。当日朝の時点で下痢は治らず、体温も37.0℃と暗雲が立ち込めてきた…

なんとか下痢を治そうと焦って正露丸を購入
オーマイガッ!

装備

頭:patagonia / duckbill cap

シャツ:patagonia / ridge flow shirt

パンツ:Innerfact / 6-Pockets running tights

ウエストバッグ:Innerfact / ウエストベルト

中間着:karriomor / mountain crew

タイツ:patagonia / capilene4タイツ

保温帽子:patagonia / capilene4バラクラバ

レインウェア:THE NORTH FACE / ストライクトレイルジャケット

       THE NORTH FACE / ストライクトレイルパンツ

靴下:Innerfact / 5本指ショート

シューズ:Brooks / Catamount2

手:salomon / fast wing glove U

ザック:salomon / adv skin 12

ライト:ThruNite / Archer Pro

    LEDLENSER / MT10

時計:Garmin / Enduro3

心拍計:Polar / verity sense

パワー計:Stryd

ゼッケンベルト:Trippers / くまちゃんオリジナルゼッケンベルト

FUJIは必携品が多くエイド間も長いため水をたくさん持つ必要があり、レースでは久しぶりのザックです(トレーニングでは水を持つために使ってます)

補給

ドリンク:マルトデキストリン+パラチノース+塩

固形:かし原 塩羊かん

ジェル:WARABEAT、シンシュウエナジー、X-PLOSION POTION X

その他:ゼリー、ガシンサンなど

長時間のレースだとどうしても胃がやられてくるので補給のメインは今回もエイドの水に用意した粉を溶かす自作ドリンクです。あとは食べられるだけ羊羹やジェルで補います。

レースレポ

慣れない大規模レース。まずは選手駐車場(有料4,500円…)に車で行き、そこから受付会場まで大会バスで行き、受付が終わったらスタート地点までバス(有料4,600円…)で行く。

曇りで涼しい
受付に免許証を忘れた…

並んだり想定外のことが起こってスタートに間に合わないといけないので少し早めに行動したらスタート3時間前ぐらいにスタート地点に到着してしまった。普通の朝スタートのレースだと起きる時間だよ。

やることないし肌寒いところでボーっと3時間待つのはかなり体力を消耗した…

ラジオの収録したり
やることなくて彷徨ってたら
皆さんのところで一緒に休ませていただきました

やがてスタート時間が近づき列の一番後ろに並んだらそこは第2ウェーブの位置だということにしばらくしてから気づき、第1ウェーブの最後尾に並び直す。

かなり後ろの方からスタート

スタートして最初の林道はおんたけみたいな感じなので人数が多くてもストレスは無し。

体感で100mileならこれぐらいだろうという出力で進むがいまいちペースが上がらず。

なんかお腹も嫌な感じがしてきてコース1つ目の仮設トイレにたまらずピットインして早速カレー放出…

レース中どこかで来ると思っていたがまさか最初からか…これは厳しい戦いになりそうだ。

その後も便意と戦いながら騙し騙し進み、ちょっとしたトレイルで渋滞に巻き込まれながら最初のエイドに到着。

前回ってこんなに渋滞したっけ?

時計を見ると怪我をしていた前回よりもだいぶ遅いし28hのプランより26分も遅い…そんなに遅かった?体調が悪くて自分が思っているより走れていないのか?これは頑張って28時間を目指すことになるのだろうか…

 F1富士宮GENSHINキャンプ場IN 3:02'15(計画28h 2:36)/ 549位

まあ焦ってもどうしようもないので水だけいただいて出発。

この大会はエイド間がものすごく長くて次のエイドまで4時間ぐらいかかりそうなので水をたくさん持つ必要がある。

しばらくロードを走ってやがて山に入る。天使山地だ。

山の中は霧が出ていて肌寒いところもあり。周りの選手は早くもペースダウンしているようで渋滞していたが、広いところで積極的に前に出ていく。

少し前に降った雨のせいでドロドロのところもあり、下りも結構渋滞した。

山から下りてロードを下っているとまたお腹が…早くエイドに着かないと漏れちゃう!

焦るけど力を入れると漏れてしまうのでゆっくりしか走れず、時にはかなりピンチで走るのすら危険なときも…つらい。

 F2麓IN 7:40'34(計画28h 7:06)/ 244位

エイドに着いたらすぐにトイレの場所を聞くとエイドを過ぎた先にあるとのこと。

行ったり来たりするのは時間がもったいないので水を先に汲みたかったがもう我慢の限界なので一目散にトイレに向かう…なんとかギリギリセーフ。危うくDNFになるところだった。

仕方なくまたエイドに戻って水を汲んであんぱんを一個もらって出発。

 F2麓OUT 7:46'14 / 201位

すっきりしたら走れるようになった。

前後の選手は見えないが気持ちよく走っていると突然手元のgarminが震えた。

なんだろうと思って見てみるとコースから外れているという。そんなバカな。

いやいや広い道をそのまま真っ直ぐ進んでるだけじゃないですかと後ろを振り返ると遠くの方に選手のライトが違う方へ曲がって行くのが見える。

えーあんなところに分岐あった?と思って渋々戻ると幅広の道から脇の細い道に入るところに矢印が…

気を取り直して走っているとしばらくしてまたgarminが震えてコースから外れてるという。

今度は目の前にテープがあるし絶対間違ってないぞ。もしかしてGPXとコースが違う?

少し不安だがテープを信じてそのまま進むとやがてGPXのコースと合流した。

この区間は覚えてるのはこれぐらいであとは少しずつ前の選手を拾いながら黙々と進んでた。下痢もしばらく顔を出さず気持ち良く走れた。

前回のんびり滞在したエイドが今回は無くなっててこの区間も長かった。なんで無くなっちゃったんだろう?

 F3精進湖IN 11:29'24(計画26h 10:54 / 28h 11:44)/ 134位

やっと28時間の計画より前に出ることができた。でも26時間にはまだまだ…

特に何も食べるつもりはなかったがエイドのスタッフの方がおかゆ?おじや?雑炊?リゾット?をやたら推すので少な目でお願いしていただいた。美味しかった。

下痢は今のところ大丈夫そうでここではトイレにこもらずに出発。

 F3精進湖OUT 11:32'54 / 119位

だんだん明るくなってきた。

このエイドの後の長いロードの登りは覚えてるわ…ここしんどいよね。

走っても走ってもずっと先まで道が続いてる…

やがてトレイルに入ると少し走りやすいけれど同じような景色が何度も続いて明るいのに眠くなってきた。

明るくなったし眠いので写真を撮ってみた

エイドまでまだ距離があるがトレイルが終わり、またしばらくロードを走りさっき受付をした富士急ハイランドに戻ってきた。

前回はここがドロップバッグだったけど今回はもうひとつ次のエイド。

 F4ハナマルキTNFエイドIN 14:25'57(計画26h 13:45/ 28h 14:49)/ 84位

道中抜かしてきた人数から100位には入ったと思っていたが、F1の549位からだいぶ上がってこれたぞ。それでも26hペースになかなか届かないが、この辺りでもう脚がだいぶ厳しかった記憶がある。

ここもハナマルキということで味噌汁をやたら推されるのでひとついただく。

お味噌なーらー

マイカップに注いでもらうのかと思ったらカップのインスタント味噌汁に自分でお湯を注いで作るスタイルでびっくりした。熱いと飲むのに時間がかかるので水と半々ぐらいで作ったらだいぶぬるかった…熱々をフーフーしながら飲むのがおいしいね。

 F4ハナマルキTNFエイドOUT 14:30'17 / 76位

補給はしてるつもりだけど腸がちゃんと吸収してくれていないのかいまいち出力が上がらないのにずっとしんどい。

ロードから緩やかな登りの林道に入りまたしばらくロードを走る。ロードがとにかく長い。

ピンチになると友人が現れて応援してくれる奇跡

何回かちょっとだけ山に入ったかな?よく覚えてない…

F1からひたすら前の選手を抜いていくだけで後ろから選手に抜かれることはなかったが、この区間からたまに抜かれるようになった気がする。とはいえ抜いた人数の方が多いので順位は少しずつ上がってる。

疲弊

 F5忍野IN 16:35'30(計画26h 16:27 / 28h 17:43)/ 66位

ここまで長かったがやっとドロップバッグのエイドだ。もう終わりでも良いぐらい疲れた…

まだ50km以上あるんですか?これひょっとしてゴールまで辿り着けない…?と弱気になるが余計なことは考えずにとりあえず出発。走るペースを上げるよりもエイドの滞在時間を短くしたい。

 F5忍野OUT 16:42'55 / 58位

全然走れん…これは酷い。

山歩きはまだなんとかなるけどロードがもう壊滅的。今年は新城ダブルに向けて山ばかり行っていてロードは走り込まなかったもんなぁ…

ずっと先まで見えるロードがとにかくつらくて歩いちゃう。

この区間もどんなところだったか覚えてないけど久しぶりに下痢の波が来て、山中湖に降りてきたところの交差点で目の前で信号が赤になって血の気が引いた…この区間が一番やばかったかも。

とにかく肛門に全神経を集中して歩く。走れそうなら走る。しかし最優先は漏らさないこと!

やばい!やばい!!

 F6山中湖きららIN 18:05'36(計画26h 17:56 / 28h 19:18)/ 59位

久しぶりに限界まで追い込まれ、またエイドを通り過ぎてトイレに直行。なんとかギリギリセーフ…一発退場は免れた…

戻って水をいただいて出発。

 F6山中湖きららOUT 18:11'03 / 56位

やっぱり腸がうまく吸収できていないみたいで補給してもずっとガス欠気味。

スマホいじって歩いちゃってる…

鉄砲木の頭(かな?)の登りは前回は真っ直ぐ登った気がするけど今回は巻いて巻いて前回とは違うところから直登。ここはものすごい斜度でしんどかった。

伝わらない写真

ここから二十曲峠の区間は前回はわりと調子良く進めた記憶があるが、今回は一旦ロードに降りてしまい、ロードも長いし石割山の登りもここまで100km以上走ってきた体にはかなりの急登に感じられて前回よりもこっちのコースの方がしんどく感じた…

石割山を登るとあとは下り基調のトレイルで間もなく二十曲峠へ。

待ちに待ったTrippersエイド!

疲れすぎてる…

だいぶ厳しくなっているがついに26時間ペースに乗った。

いつもの顔ぶれから元気をもらい水だけ汲んで出発。

 F7二十曲峠OUT 20:21'24(計画26h 20:23)/ 51位

杓子の登りがしんどいのは想定していたが、登り切ったところが杓子だと思い込んでいたら全然杓子に着かなくて心が折れた…3回か4回ぐらい下って登り返した?

この辺りで急にガス欠っぽい感じで力が入らなくなりペースダウン…お腹も痛くて下りも全く走れなくなってしまった。

周りにいた選手は誰もいなくなり後ろからどんどん抜かれる。

林道に出た辺りでASUMIと合流して急にコース上が人で溢れかえった。

林道も走ったら漏れそうで走れなくなり何度も立ち止まる…ここまでか。

どんどん抜かされていくが走る気力もなくとぼとぼ歩いてなんとかエイドに到着。

 F8富士吉田IN 22:42'29(計画26h22:18)/ 53位

この区間が遅かったのは体感でも分かった。

でもここまで来たらとにかくゴールまで絶対に辿り着こう。

トイレにいって水を汲んでジェルを飲んで出発。

 F8富士吉田OUT 22:49'51 / 53位

ふらふらとロードを走ってトレイルに入るとASUMIの選手で渋滞していた。

もうだいぶペースが落ちているがそれでも抜けるところで抜かせてもらってどんどん先に進む。

下りも渋滞して満足に走れなかったがなんとかロードに出て富士急だーと思ったけど今回は富士急からまだあるんだよね…

富士急からどっちに行けば良いかよく分からなかったが1回目に富士急エイドを出た時としばらく同じルートを進む。

えーまたこの緩やかな登りの林道を走るのか…しんどい…

残りの距離と時計を見ると、頑張れば26時間を切れるかも?

最後はゼーハーしすぎて猛烈な吐き気でオエオエしたけれど必死に走ってなんとか26時間!

 Finish 25:58'00 / 50位

会場が広いのでゴール後はドロップバッグ受け取り場所を探して彷徨ったり、いつ来るか分からない駐車場行きのシャトルバスを震えながら40分ぐらい待ったり、普通のレースよりも疲れた。慣れもあるだろうけどやっぱり自分にはもう少し小規模なレースの方が合ってるかな。

まとめ

1.体調はものすごく大事

2.漏らさなくて良かった

3.完走できて良かった

プロフィール

小林 遼志
小林 遼志
喫煙&運動不足の不健康な20代を過ごし、30歳を過ぎて走り始めました。
初トレイルランニングレースは2015年キタタン。
2017年におんたけウルトラトレイル100kを走ってOSJ沼にハマる(他のレースもたまに出ます)
足りないセンスは努力でカバーします。

OSJトレイルランニングレースシリーズ
2023年 4位
2022年 1位
2021年 2位
2020年 2位
2019年 4位