OSJ KAMI100 2025 《小林 遼志》

11/1~3に兵庫県美方郡香美町で開催された「OSJ KAMI100」に参加しました。名前がKOUMI100と似てますが全く別の場所です。

氷ノ山山系トレイルレースが2021年からリニューアルされてKAMI100になりました。

高熱が出てDNSの年もありましたが5年連続100kmの部にエントリーです。

東京からものすごく遠くていつも移動が大変ですが、OSJトレイルランニングレースシリーズの最終戦で、シリーズの中でコースが一番好きな大会です。

大好きな瀞川山

コース概要

■30K

距離:約34km

累積標高:約1,900m

制限時間:9時間

スタート時間:11/2(日)9:00

 

■70K

距離:約69km(34km×2周)

累積標高:約3,800m

制限時間:15時間30分

スタート時間:11/2(日)8:00

 

■100K

距離:約103km(34km×3周)

累積標高:約5,700m

制限時間:25時間

スタート時間:11/2(日)8:00

 

今年から大幅にコースの変更があり、スタートゴールの会場も変わりました。

1周で距離は3kmほど短く累積標高も200mぐらい減り所要時間が少し短くなりました。

今年は温泉スタート♨️

 

目標&プラン

去年は6位とあと一歩で総合の表彰台に届きませんでした(5位まで総合入賞)

今回は3週間前のKOUMIで良い走りができたので、疲労がどこまで抜けているか分かりませんがKOUMIの時の良い走りをイメージしながら表彰台を目指します。

コースが大幅に変わってしまったのでタイムの目標は設定せず。去年までのコースで14:30ぐらいの出力を意識して走ります。

 

レースレポ

スタート前の撮影

今年からスタートがスキー場ではなくもっと下の温泉になったのでロードの登りがかなり長くなった。

歩く

スタートから息を切らしてガンガン出力を上げている選手も多いが、レースは3周目からと自分に言い聞かせて100km続けられそうな出力を意識して最初から歩く。

とにかく歩く

とはいえ100kmしかないのでKOUMIの時よりはやや高い出力を意識して。この調節がとても難しい。

最初のWSぐらいになるとスタートで飛ばしすぎた選手がどんどん垂れてくる。

後半の新コース部分はドロドロのぐちゃぐちゃでかなり走りにくかった…とても苦手。

それでも例年のコースよりはだいぶ時間が短い。体感で20分ぐらいかな?

 1周end 4:32'43 / 26位(区間26位)

スタート時に2周分の補給食を持っていたのでドロップバッグには寄らずにソフトフラスクに水を入れてすぐに出発。

 

 2周go 4:33'59 / 23位

2周目も1周目と同じ出力を意識して進む。

雨が降り始めて寒くなってきたのでレインウェア(上)を着用。

前半のスキー場の稜線は風が強くて寒かった。

途中で雨が止んだ

60km以上走ってさすがにだいぶ疲れてきたが、なんとか1周目+3分以内で戻って来れた。

 2周end 9:09'25 / 12位(区間4位)

かなり疲れてしまったが、急いでドロップバッグから1周分の補給食を取ってソフトフラスクに水を入れ、できるだけ早く出発することを意識。

 

 3周go 9:12'30 / 8位

さあラストラップ。ここからは出力全開で行く!

スタートから最初のWSまでは1周目が1:11、2周目が1:10、3周目も1:11で通過。ここまでのペース配分は良い感じ。

ただ夜になって足元が見えにくいのと疲労が溜まってきて3周目の途中からだんだんペースが落ち始める。

3周目スタートで8位だったことは速報を見て分かっていたが、途中で抜いた選手が何周目の選手か分からない…

そろそろ5位に入ったかと期待していたが兎和野高原のCPで8位と残念な速報。こんなにプッシュしてるし去年よりうまくいってるのに誰にも追いつけないとは…今年は強い人が多い。

あと1時間ちょっとでゴールに辿り着いてしまうが、とにかく前に選手が見えるたびに猛プッシュで追いかけるのを繰り返し、このままいけば14時間切れるんじゃないの!?と期待をするも微妙なタイムでフィニッシュ。そして途中で2人抜いていたみたいだが去年に続き総合の表彰台までもあと一歩届かず。

 finish 14:01'04 / 6位(区間3位)

まいうーです
温泉は大会貸切?

 

装備

頭:patagonia / duckbill cap

シャツ:patagonia / ridge flow shirt

パンツ:Innerfact / 6-Pockets running tights

ウエストバッグ:Innerfact / ウエストベルト

アンダーウェア:MILLET / Drynamic Mesh NS Crew

        MILLET / Drynamic Boxer

アームカバー:mont-bell / ジオラインLW

腹巻き:mont-bell / ジオラインLW

レインウェア:THE NORTH FACE / ストライクトレイルジャケット

       THE NORTH FACE / ストライクトレイルパンツ

靴下:Innerfact / 5本指ショート

シューズ:Brooks / Catamount2

ライト:ThruNite / Archer Pro

時計:Garmin / Enduro3

心拍計:Polar / verity sense

パワー計:Stryd

ゼッケンベルト:Trippers / くまちゃんオリジナルゼッケンベルト

 

補給

ドリンク:マルトデキストリン+パラチノース+BCAA+TOP SPEED Ultra Mineral Tablet

固形:セブンプレミアム ラムネわらび、桜わらび、GU ENERGY CHEWS、コロロ、黒糖まんじゅう

ジェル:シンシュウエナジー、Challenger PowerLiquid、WARABEAT、Karada ACTIVE 5-ALA GEL

その他:TopSpeed、練り梅チューブ、ガシンサン、フルーツゼリー

 

まとめ

これで2025年のOSJトレイルランニングレースシリーズが終了しました。

今年からポイントランキングのルールが大きく変わって、自分の戦い方と相性が悪い仕組みになってしまいました。従来のルールだと今年も優勝で2連覇できたはずですが新しいルールでは多分4位ぐらい?

2020年から毎年OSJ年間チャンピオンになることをメインの目標としていましたが、ここで一区切りとして来年は違うレースにも出てみようと思います。

またどこかのレースでお会いしましょう!

みなさん今年もありがとうございました!
前日の昼食
前日の夕食
今回は帰りもしっかり食べられた

プロフィール

小林 遼志
小林 遼志
喫煙&運動不足の不健康な20代を過ごし、30歳を過ぎて走り始めました。
初トレイルランニングレースは2015年キタタン。
2017年におんたけウルトラトレイル100kを走ってOSJ沼にハマる(他のレースもたまに出ます)
足りないセンスは努力でカバーします。

OSJトレイルランニングレースシリーズ
2023年 4位
2022年 1位
2021年 2位
2020年 2位
2019年 4位