走れるのは女性だけ、富士山の麓でぐるぐる8周してきたよ ~ROUND GIRLS 100《石原明美》
5月のチャレンジ第2弾
2026年5月22日-24日
ROUND GIRLS 100 ~in Fujiyama Power‐Trail
ICTから2週間、100マイルを走ってきました。
【大会概要】
場 所:静岡県富士市 富士山こどもの国 パオ集落
コース:Fujiyama Power‐Trail、周辺の林道を使用した約20キロの周回
種 目:160キロ、100キロ、40キロ等6カテゴリー
制限時間:160キロは36時間
私の記録 手元の時計で164キロ累積標高4,541m、タイム29時間14分 7位
【エントリー~大会前】
エントリーするにあたり、せっかくなら完走目標ではなくある程度タイムを狙ってみよう!となるとペーサーとサポートをお願いしたい!
ということで、TRCからサポート2人、チートリからペーサー2人にお願いしたところ快く引き受けてくれて、心強いチームで挑戦できることになりました。5月はここ3年程彩の国100キロを走っていましたが、こちらは走れるコース(彩の国と真逆)、マラソンが終わってからは里山や林道などで長い時間足を動かし続ける練習を増やしました。ICT後は疲労抜きに徹しましたが、当然ながら疲労が抜けきらない(自業自得です)のを感じながら当日を迎えました。
【大会当日】
マイルカテゴリーは5月22日(金)18時スタートなので、翌23日(土)朝までは1人で、ペーサーとサポートは土曜日来られる時間に来てね、という感じ。1人で会場入りしましたが知り合いもいて、準備したりおしゃべりしたりしている内にスタート時間に。




マイルカテゴリーは50人くらい。にぎやかな応援をくぐりぬけてコースへ。前半は下り基調のロードと砂利の林道を約12キロ(累積標高約130m)。ウオーターエイドで折り返した後半は登り基調のトレイルを約8キロ(同約440m)、細かいアップダウンを繰り返しながらスタート地点に戻る感じ。エイドはめちゃくちゃ豪華(HPみてね)。
①スタート5/22 18:00
②1周目 20キロ 5/22 20:53(戻ってきた時間) 2時間53分(かかった時間)
目標は2周7時間×4=28時間台、1周3時間半くらいを目安にしていたけど、当然ながら最初は走れてしまう。いけないいけない。1周目はコースの下見もしながら。マーキングはしっかりされていて、コース自体も迷いにくい感じで安心したけど、すぐに暗くなり周りの景色は翌日になるまでわからないまま。
③2周目 40キロ 5/23 00:12 3時間19分
④3周目 60キロ 5/23 03:33 3時間21分
1周目は速すぎたので抑えて。それでもまだ速い。貯金ができたとはいえ後半に残さないと。真夜中は心細く誘導スタッフに会えるとホッとする。集中力はまだ大丈夫。胃も大丈夫。夜は霧雨、時々霧が出て視界が悪くなる。




⑤4周目 80キロ 5/23 07:08 3時間35分
⑥5周目 100キロ 5/23 10:42 3時間34分
皆(ペーサーとサポート)が到着する前に半分終えることができたのでそのまま5周目に。ここまではほぼ足を止めずに進む。元々エイドの滞在時間は短い方で止まって休むなら歩きながら補給して少しでも進みたい。明るくなって周りの景色も見えてきて落ちていた気持ちも戻ってきた。新緑が美しい。この周回が終われば皆にも会えるし。
⑦6周目 120キロ 5/23 14:14 3時間32分
⑧7週目 140キロ 5/23 18:14 4時間
5周目終わってスタートに戻ると皆の姿が見えてうれしくて泣きそうになる。ちょうど100キロの選手が集まっていてなんと賑やかな。少し前まで50人しか走ってなかったけどこのあたりから色々なカテゴリーの選手やサポートや応援の人達で賑やか華やかな雰囲気に。100キロに出走する知り合いにも会えて元気もらえ、マッサージもしてもらえたし、ペーサーと一緒に走れるうれしさと安心感でテンション上がる。ここからは引っ張ってもらおう。




ペーサーは信越五岳マイラーとみなの50キロエイジ1位の強強女子2人が交代で走ってくれる。当然だけど1人の時と安心感が全然違う。走れる場所は引っ張ってもらい、1人なら歩いている所も走れたし、さすがに飽きてきたコースも集中力を切らさずに楽しくおしゃべりしながら頑張れた。並走した選手と励ましあったり、逆走応援が見えてくるとうれしくなったり。


かかった時間はサポートエリアでマッサージしてもらっている時間も含んでいるのでタイムは前半とあまり変わっていなかったと思うが、7周目はさすがに足がきつい。走る人数が増えたのと降り始めた雨のせいで、トレイルも少しずつぬかり始め滑りやすい箇所も増えてきた。






⑧8周目 160キロ 5/23 23:14 5時間
ついに!たくさんの応援とMC岡田さんのエールを受けて最終周へ。最後だし元気出るかなと思っていたけど、あれ、足が全然前に出ない。足の色んな筋肉がもう嫌だといい始め、足をついても痛い足を上げても痛い…足が終わるってこういうことね。
そしてついに睡魔到来。丸一日以上過ぎて暗くなった途端に眠気が。頭がぼーっとしてふらふらしてきた所でペーサーが「補給できてないと思うから何か入れたほうがいい」と。確かに補給してないぞ。持っていたジェルを入れたら復活。的確なアドバイス、ありがとう。
その後は、誘導やエイドのスタッフにお礼を言いながら。「とっても残念だけどお会いできるのはこれで最後で~す!8回もありがとうございました!」結構受けがよくてその場の皆で大笑い。痛くて辛いけど楽しい、というよくわからない心境。
長くて辛かった最終周もようやく終わりが近づいて最後のロードが見えて「やっと着いた~」「後はゴールだけ~」って喜んだら、なんとカメラマンが並走してくるではないか。歩くわけにいかないからゴールまで爆走、「足残ってるじゃん、まだ走れるじゃん」と自分に突っ込みながら。ゴールには夜にもかかわらずたくさんの人が迎えてくれてホントに終わったんだと実感。目標にはわずかに届かなかったけど頑張ったと思う。ゴールした直後は終わってホッとした気持ちが大きかったけど、数日たって完走できた嬉しさがじわじわと湧き出ている。



今回完走できた要因は4つ。
- 気温が低くて走りやすかった。→半袖・アームカバー・ソフトシェル・ランスカ。雨がひどくなった時はシェイクドライ(レイン)を上だけ。
- 胃の不調がなく補給ができた。→エイドでしっかり補給、周回毎に途中でジェルを1個か2個。
- 6周目からペーサーサポート体制で挑めた。→いたれり尽くせり。余分な心配不要。
- 大会前の練習がいきた。→飽きる程里山を走った。
女性がのびのびと走れる大会を、というプロデューサーの植木さんの気持ちが細部にまで感じられ、ホスピタリティ溢れる素晴らしい大会でした。本当にありがとうございました。寒い中たくさんのスタッフの皆さんが常に笑顔で元気に背中を押してくれました。逆走応援もとてもよかったです。会うたびに元気もらえました。選手は女性だけですが、スタッフやサポート、ぺーサーには男性もたくさん参加されてました。周回のコースは好き嫌いがあるとは思いますが、安心感は抜群かと。安心して走ることができるので、初めての距離にチャレンジする方にはとってもいい大会だと思います。私も無事初マイルを完走。そしてマイチャレンジもコンプリート。気になった方はぜひに。
プロフィール

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Trippersのトレイルランニングチーム。
走力を上げる事を目指すのではなく、月に一回みんなで山を楽しむというスタンスで活動しています。
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