OSJ KOUMI100 2026《小林 遼志》

10/10~12に長野県南佐久郡小海町で開催された「OSJ KOUMI100」に参加してきました。

2018年にこの大会で初めての100mileを走って以来、連続8回目の参加となります(2019年は台風で中止)

コース概要

距離:約165km(33km×5周)

累積標高:約7,100m

制限時間:36時間

スタート時間:10/11(日)7:00

自分が参加し始めてからのコースの変遷は以下の通りです。

2018年:コース崩落により山区間が下りルートから「上り下りピストン」に変更(約120mile)

2019年:台風により中止

2020~2023年:1周 35km

2024 ~2026年:1周 33km

目標&プラン

KOUMIは一筋縄ではいかない難しいレースです。

僕のリザルトも

11位 → 35位 → 21位 → 7位 → DNF → DNF → 4位

とまさに波瀾万丈。

ただ、8回目ともなればコースの癖や自分の適性も掴めており、大崩れするリスクは減っているはず。

今回の目標は以下の2つに設定しました。

1. 前年タイム 25:43の更新

2. 総合入賞(5位以内)

装備

頭:patagonia / duckbill cap

シャツ:patagonia / ridge flow shirt

パンツ:Innerfact / 6-Pockets running tights

ウエストバッグ:Innerfact / ウエストベルト

アンダーウェア:MILLET / Drynamic Mesh NS Crew

        MILLET / Drynamic Boxer

シェル:mont-bell / EXライトウインドジャケット

レインウェア:THE NORTH FACE / ストライクトレイルジャケット

       THE NORTH FACE / ストライクトレイルパンツ

靴下:Innerfact / 5本指ショート

シューズ:Brooks / Catamount2

手:salomon / fast wing glove U

ライト:ThruNite / Archer Pro

時計:Garmin / Enduro3

心拍計:Polar / verity sense

パワー計:Stryd

補給

ドリンク:粉飴+マルトデキストリン+パラチノース+塩

ジェル:X-PLOSION POTION X、Challenger POWER LIQUID、TRAILHUT ENERGY JELLY COFFEE

固形:かし原 塩羊かん・栗羊かん、GU Energy Chews

その他:梅ぼし純

レースレポ

トレーニングや体調管理、装備や補給ももちろん重要だけれど、失敗するとこれらの準備をすべて無駄にしてしまうのが「ペース配分」。

そしてほとんどのランナーが一番失敗しやすいのもペース配分。

キプチョゲも2'50/kmなら2時間続けられるかもしれないが2'30/kmで入ったら間違いなく42.195kmを走り切れずに潰れて大幅にペースダウンするし下手したら途中で歩くはず。

キリアンだってKOUMIの1周目を50kmのレースペースで走ってしまえば2周目には間違いなくペースダウンするし、36時間以内に5周できなくなるかもしれない。

僕が考える一晩で終わる100mileレースの理想の走りは最初から最後まで一定のペースで止まらずに走り続けること(それ以上の距離、時間のレースだと計画的に休息を入れる必要があるかも?)

つまりスケートセンターに帰ってきてもだらだらせずに、1周目から5周目まで全て同じタイムで走り切ってちょうどオールアウトできれば理想。

実際はそんなに完璧には走れないけれど、5周目でも再現できる走りかどうかを常にイメージしながら1周目を走ること、エイドやスケートセンターでやることを決めておいてだらだら歩いたり座り込んだりせずに必要なことだけをやってすぐに出発することを意識する。

今回は先に結果になるけれど、今年のリザルトを元にスケートセンター滞在時間の1回の平均と、1周目に対して2周目以降どれだけペースダウンしたかをまとめてみた。

スケートセンター1回の平均滞在時間

スケートセンター滞在時間は参加者の中で最短と理想通り。これより縮めるのはサポートがいないと無理そう。

逆にここにたくさん時間を使っている人は走力を上げなくても次回簡単にタイムを縮めることができる。

ラップ毎の落ち込みは3周目はまだ耐えたが4周目以降は課題を残した。特に5周目を去年のように上げられなかったのは悔いが残ったが、こちらも最遅ラップ−最速ラップが45分程度と参加者の中で最短。理想の走りにはまだ遠いがまずまずうまく走れたと言えるだろう。

では、ここからはいつもの日記です。

前日から当日までの過ごし方はうまくいった去年をトレース。

ゲン担ぎのカツ丼も忘れずに。

八峰の湯のカツ丼

スタートは気負いすぎずリラックスして。

去年しのぎを削った高橋さん、野間さん
常連

1周目。

抑えようと思ってもどうしても速くなりすぎてしまう。

今年は天気が良くて最高!

もっと遅くても良かった。反省。

 1周end 4:43'40(前年4:44'33)/ 50位(区間50位)

2周分の補給を持っているのでここでは水を汲むだけ。

水が建物の外だと気づかずに建物の中に入って水が見当たらず「水ありますか?」と聞いたりしてタイムロス。反省。

 2周go 4:44'25(前年4:46'32)/ 33位

2周目。

予想はしていたが暑かった。

去年よりは抑えられたがそれでもまだ速い。1周目がこれより遅くても良い。反省。もうだいぶ脚にきてる…

 2周end 9:29'35(前年9:29'23)/ 20位(区間10位)

ここで3周目の補給食と、陽が落ちるので防寒用のシェルを掴んで出発。思っていたよりスムーズにできた。

 3周go 9:31'41(前年9:35'30)/ 15位

3周目。

1周目2周目のオーバーペースがたたって早くも固形物を口にする気が起きなくなる。やっちまったか…?

自作ドリンクとジェルはまだいけるので固形物の補給回はスキップしてジェルだけ時間になったら飲む。

夜になるしやはり3周目が鬼門。一気にしんどくなった。

それでも去年よりだいぶ早く戻って来られた。このまま大崩れしなければ去年のゴールタイムを上回れそう。

 3周end 14:30'16(前年14:44'21)/ 10位(区間5位)

ここで4周目と5周目の補給食を取る。疲労で動きが遅くなっているのと、食べられそうなやつだけ選別したりしてたら少し時間がかかってしまったが、そのわりにはそこまで悪くないタイムで出発できた。

 4周go 14:34'18(前年14:49'07)/ 9位

4周目。

ロードからもうしんどい。林道も明らかにペースが落ちているしジェルももう受け付けなくなり補給は自作ドリンクだけに。

林道の途中で去年の後半かなりの時間一緒に進んだ3位の高橋さんと一緒になり、そこから山を登って最高地点まで一緒に進む。

もうグロッキーで下りは着いて行けなさそうなので先に行ってもらうと、あっという間に姿が見えなくなってしまった…

やっとの思いで山からロードに出ると何やら人だかりが。熊がいるので通れないとのこと。

写真下手ですみません…

ここで多分5分ぐらい足止め。

なんとか熊に襲われずにリスタートするも自作ドリンクを飲んではオエオエしながら一生懸命進む。

足止めがあったわりに去年の4周目よりは速かったが、前を走る高橋さんとは結構差がついてしまった。

 4周end 19:59'12(計画20:29'37)/ 6位(区間4位)

もう満身創痍で座り込んでゆっくり休みたいところだけど、水だけ汲んで動かない体にムチを打ってすぐに出発。早くゴールして温泉に入ってゆっくりしたい!

 5周go 20:00'35(前年20:40'05)/ 6位

ラスト5周目。

去年の爆走をイメージするも今年は同じように走れない。

ゼーハーして目一杯がんばっているのに各地点の通過タイムが4周目より遅い。

明るくなれば走れるかと期待したがそんなこともなく。登りはどうしようもないので今まで抑えていた下りを全力で飛ばす。

最後まで諦めずにプッシュし続けたが高橋さんの背中は見えず今年も完敗。

 finish 25:27'17(前年25:43'37)/ 6位(区間2位)

去年のKAMI、今年は会津磐梯山、札幌に続きまたしても6位…

まとめ

1.オーバーペースは時間の貯金ではなく体力の浪費

2.エイド滞在時間は体力の貯金ではなく時間の浪費

3.来年はもっと理想に近い走りをする!

八峰の湯の松茸フェア

プロフィール

小林 遼志
小林 遼志
喫煙&運動不足の不健康な20代を過ごし、30歳を過ぎて走り始めました。
初トレイルランニングレースは2015年キタタン。
2017年におんたけウルトラトレイル100kを走ってOSJ沼にハマる(他のレースもたまに出ます)
足りないセンスは努力でカバーします。

OSJトレイルランニングレースシリーズ
2023年 4位
2022年 1位
2021年 2位
2020年 2位
2019年 4位