トレイルのレースシーズンは終盤ですがロードは各地で多くのレースが開催されていますね。
Trippers Running Clubのメンバーもレースに挑み目標を達成しています。
そんなメンバーのレースレポートをご紹介します。
一人目は諸橋さん。
① 大会名
神戸マラソン
② 目標タイム
2年ぶりのサブ3.5(できたら50代でも自己ベスト 3:20:30(3:18:46)更新)
③ 結果
サブ3.5達成 自己ベスト更新
グロス 3:18:20(-2:10) 、ネット 3:17:44(-1:02)
④ なぜそのレースに出ようと思ったのか
神戸の友人に会うため
⑤ レースまでの練習内容
今回の神戸マラソンの前に、7月の富士登山競争(山頂)を完走するため、TRCコーチのご指導をいただき、神戸マラソンまでの練習スケジュールを作成していただきました。
これまで、多くて月間走行距離が130㎞ほどだったが、今年からトレランを始め、仕事前の朝ランも取り入れ、5月230㎞、6時210㎞と坂道や階段を中心に走り込んだ。
そして、富士登山競争(山頂)を、4:05:13で完走。
何か気が抜けたような感じの8月は、jogを中心に疲労抜き。
9月は気持ちを切り換えて走り込み期。
ペースは気にせず、ロード、近くのトレイルで走り込み230㎞。
10月は神戸マラソンを意識した追い込み期。
ビルドアップ(10㎞ 4’45 → 4’00)、ペース走(15㎞ 5’00/㎞、12㎞ 4’40/㎞)をTRC練習や河川敷で実施。
このペース走が神戸マラソンでとても良い結果につながった。
その他にも、TRC練習で山手線一周やTRCメンバーとリレーマラソン、皇居ランを行い、10月は260㎞走った。
10月下旬からは、jogを中心に練習頻度は落とさずに強度を落とし、レース1週間ほど前からは、食事にも気を使い本番を迎えました。
⑥ TRCに入って今までと練習で変わった点
今まではただ走っていただけだったが、コーチに練習メニューを教えていただき、今まで以上に走るのが楽しくなった。
⑦ 当日のレース展開
4'40/㎞前後の一定ペースで走りきることを目標に走りました。
スタート渋滞もほとんどなく、神戸の景色を楽しみながら、順調に走りだしました。
5㎞ほど走ると体も温まり、ペースを上げたくなりますが、そこは我慢我慢。
15㎞まではウオーミングアップのつもりで走り、そこからが本番。
明石大橋を超え、19㎞付近で折り返すと向かい風に。
同じペースの人を見つけ風避けにしようと探したら、ちょうどいい人がいました。
風避けになるしペースも同じなので楽に走れる。
ただ、登り坂でその人のペースが落ちたため先に行くことに。
次の人を探していたら25㎞辺りで見つかりましたが、この人も登り坂でペースが落ち先に行くことに。
途中でもペースが上がりそうになりましたが、我慢我慢。
35㎞で3人目の人を見つけました。
この人も登りでペースが落ち、先に行きましたが抜き返されました。
残り5㎞、向こうも必死なのでしょうが、こちらも必死です。
40㎞を過ぎ、時間を見るとサブ3.5は確実。
こうなったら自己ベストをだそうと、必死に走り、そしてFinish。
自己ベスト更新。
最後まであきらめなくてよかった。
後で確認したら、キロごとのタイムも4'40/㎞前後の一定ペースで走っていた。
⑧ 目標を達成できた要因
TRCに入り、コーチとメンバーに出会えたことが一番。
⑨ 感想
走り始めたきっかけが、12年前に生存率3割という大病の治療中に見た、東京マラソンと箱根駅伝。
いつか自分もマラソンを走ってみたいと思いながら見ていました。
奇跡的に回復し、申し込んだ東京マラソンに当選も、いきなりの練習で膝や足首を故障。
レースも完走ではなく完歩で、6時間40分くらいでゴール。
その後、サブ4、サブ3.5を達成し、そして気がつけば50歳を過ぎ、走り始めて7年が経っていた。
病気になっていなかったら、今頃走っていなかっただろうな。
夢は今でもサブ3。
今の自分を乗り越えるため、そして越えた自分に出会うため走り続けます
大病をきっかけに走り始めた諸橋さんが50歳を過ぎて自己ベストを更新されました。
ご自身の努力に加えコーチ・仲間との出会いが記録更新へと繋がったのだと思います。
Trippers Running Clubが出会いのきっかけになれた事が本当に嬉しいです!
諸橋さん改めて自己ベスト更新おめでとうございます!サブ3目指して頑張りましょう!
次はSUB3を達成した恭平さんと長部さんをご紹介します。